剃り比べ

最近手に入れた西洋剃刀４本は、そのままでは全く切れなかったので最初の１本目並みに切れるように砥石の能力をフルに発揮してみた。



新入り４本の手順は同じく、人工#6000→天然砥石→革砥#2000→革砥#30000→ラップフィルム#15000のローテーション３巡回して仕上げた。

２巡目まではカナリ剃れる刃が付く迄各西洋剃刀に合わせてシッカリ研いだ。

３巡目は最初に手に入れた1000 H.DIAMONDも加え５本共全て同条件にする為に砥石、革砥、ラップフィルムを当てる数と力もほぼ同じにして仕上げた。

ほぼ同じ仕上げ方をしたが鋼の材質、コンケーブ、刃の角度、５本共全てが違う。
シェービングの手順も同じ様にした、順剃り→逆剃り、力加減も髭に当てる回数も同じになる様に気をつけて髭を朝の同時刻に剃ってみるコトを２マワシしてチェックに10日間かかった。


1000 H.DIAMOND


300 SANKAN


800 DAISHI


CAPE NT-77


岩崎 3Mトキワ

１番知りたかった髭の剃り味だが、全く違った。刃の肌への当たりが違うし、剃り音も違う、切れ味も違う、つまり剃り味が違うのだ。
それが判る感覚を持てたコトが嬉しいし、そんなコトしている自分がとても愉しい。

ただ、剃り上がりが違うのはナントカしなければね。