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包丁と砥石大全 [剃刀 髭剃り 本]

砥石で西洋剃刀を研いでいると疑問が幾つも生まれる、一番厄介なのが疑う事だ。何かと言うと、先ず自分の研ぎに対する技量を疑うならいざ知らず、剃刀の鋼材や質を疑ったり、一番悪いのが目の前にある天然砥石を疑う事だ。東京恵比寿の砥石専門店でプロに選んでもらったが、確かに銘も無く出所の判らないコッパ天然砥石では究極は望め無いのでは?と、頭の隅にずーっと有って、岩崎航介氏は著書 “ 刃物の見方 ” 中で、剃刀研ぎにはこの砥石以外考えられない、的な感じで語っている名倉や天然砥石を紹介している。私の中の疑惑を解決するにはそれらを手に入れるしか無いのか、むムム!


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砥石をnetで調べていると “ 包丁と砥石大全 ” なる本が今年14年8月に発売されていた。
最近剃刀の他に我が家の包丁も研ぐコトになってしまったので早速ポチっと購入!

前にキッチンで粛々と剃刀を砥石で研いでいると、我が家の女子達が何度か覗きにきて声には出さないが “ そんなに切れる剃れると言うのなら、包丁も研いでくれないかな〜 ” 目が語ってた。我が家の包丁のメインは15年程前からZwilling J.A.HenckelsからGLOBALの牛刀とペティーナイフに、女子達は揃いのシャープナーも付いていたが使わず家電の電動シャープナーを使っている。試しに私がダイヤモンド砥石と面直し用の小さ目の中砥でホイホイと研いで見せたら女子達に “スッゴく切れるぅ~” って感謝感激された。調子に乗った( 乗せられた) 私はまんまと女子達の罠にかかり包丁研ぎ係となってしまったのでアール。

この手の本にありがちな古くさい文回しや訳の分からない専門用語などを飛ばし読みするコト無くとても分かりやすい。詳しく良く出来た今後私の指針となるであろう素晴らしい本だ。
いつかは納得のいく砥石に出会いたいモノだね。
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