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ヘンケルス #14 [西洋剃刀]

ソーリンゲン、ヘンケルス、ドイツ統一前の西ドイツ製おりたたみ剃刀 #14 番( 70g )を手に入れた。

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東西ドイツ統一が1989年だからそれより古く今より50年前の商標が柄にある、当然統一前の西ドイツ製となるワケだが、それも #14 番となるとヘンケルスの中で1番の大刃となる。
番号違いで #17 番も大きく重いがヘンケルスでは #14 番が折りたたみ式剃刀では世界最大だ。( NOSヘンケルス#14 75g ) 因みにスペイン製剃刀フィラモニカも #14 番が1番大きく重い 70g 前後辺りだ。

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大刃の良さは使って見ると分かるが、①に研ぎやすい、②に扱いやすい、③にどんな髭もズズズズ剃っていけるパワーが有る、④に刃幅があり峰の厚さはどれも大差が無いので、となると刃先の角度は刃幅があれば当然薄くなるので鋭くなる。
などなど全てが申し分無い理想的な西洋剃刀に思われる。

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細かい刃でチマチマ剃るのも嫌いでは無いが、大刃のおおらかな剃り味も捨て難い。是非手に入れた暁には、コノ大らかさを満喫して頂きたい。

早速、数時間かけて磨きと手入れ、 研ぎとラッピング にてピカピカキレッキレの刃先にし髭剃りに望んだワケだが、どんなにキレれる剃刀も扱い剃るテクニックが無いと宝の持ち腐れとなるね。

ヘンケルス #14 は優等生で下手や素人に寛容だ。道具が良いととても上手くなった気がするね、世界的にこのブランドのラインナップが売れた理由が分かる。

私の考えだが、“ 弘法筆を選ばず ” は、無いね。上手くなれば良い道具が分かるし選ぶはずだから。
筆墨で紙を相手では無く剃刀は生きた人間の皮膚を相手だから、ましてやソノ相手には感情と口が付いてるからね。

重く大きい剃刀はそれだけで魅力的だし、期待が持てる。
しばらく、このナタのような剃刀、初ヘンケルスの#14 を堪能するコトにしよう。


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かずけん

  確かヘンケルスは番号が小さい方が大きなサイズを示すことで有ったと記憶いたします 寄って14が一番デカイ剃刀と成りましょう!!
by かずけん (2015-06-01 23:48) 

Yan-tan

大刃の西洋剃刀を探していて、日本製に思ったようなモノが無く、海外モノで探すとヘンケルスとフィラモニカに行き当たり何方も#13番と#14番が有ったので、剃刀の大きさは番手には反映されて無いのでは、調べるとヘンケルスの番手には意味が無さそうな気がします。

by Yan-tan (2015-06-03 09:21) 

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